BEYOND再生医療

幹細胞再生治療とは
幹細胞再生治療とは、
病気によって本来の機能を果たせなくなった
細胞や組織を修復・再生できる能力をもった
「幹細胞」を用いて行われる
再生治療法のことを言います。
どんな疾患に
効果が期待できるのか?
糖尿病、腎機能障害、腎臓病、痛風、
慢性腎不全などの代謝性疾患
自律神経失調症や神経後遺症、聴力低下
脳卒中後遺症、脊椎観狭窄症などの
脳・神経疾患
アルツハイマー病、パーキンソン病、
脳性麻痺などの神経変性疾患
COPD(慢性閉塞性肺疾患)
気管支拡張症、喘息などの呼吸器疾患
アトピー、化学物質過敏症などの
免疫疾患
肌のハリ、白髪、視力・緑内障、
性機能など美容やアンチエイジングなど
幹細胞とは
ヤモリの手は切れてもまた生えてくる。
あなたはヤモリの驚異的な再生能力を
ご存じでしょうか。
この再生能力ですが、実は近年の研究で、
人間にも備わっていることが分かりました。
その結果、人間の再生能力、
つまり自己修復機能を高めることによる
治療法として幹細胞再生治療が
行われるようになりました。

幹細胞とは、病気によって
本来の機能を果たせなくなった
細胞や組織を修復・再生できる
能力をもった細胞です。
人間の赤ちゃんが、
あっという間に大きく成長していくのは
大量の幹細胞を持っているからです。
私たち人間は、その大量の幹細胞を使って、
血管や骨、臓器などの器官を
大きくしたり、修復したりしながら
歳をとっていきます。
ですが、その幹細胞の数も年齢に従って
激減していきます。
例えば、新生児が持っている
幹細胞の数を100とすると、
80代ではその1/200しか
残っていないと言われています。

そこで登場したのが、
大量の幹細胞を投与することで、
再び修復・再生能力を取り戻そうという
幹細胞再生治療です。
幹細胞再生治療って何をするの?
幹細胞再生治療は非常にシンプルです


幹細胞が含まれている脂肪を採取します。


幹細胞を培養施設で約10000倍になるまで
培養する。(約4〜6週間)


幹細胞の培養液(細胞数:1億〜1億2000万個)を
点滴によって身体に戻す。


経過観察を行う。
患者様には非常にシンプルな治療であるため
「患者への負担が少ない」
「治療時間が短い」
「リスクも少ない」
というメリットがあります。
もちろんメリットだけではなく、
「保険が適用されない」
「効果には個人差がある」
「症状によっては治療が受けられない」
というデメリットもあります。
ですがこれらのデメリットは
他の治療法でも言えることでしょう。